【機材レビュー】小さいのに多機能なギターアンプ!NUX Mighty airを解説します!

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小型でありながら多機能でワイヤレスのギターアンプ「NUX Mighty air」を紹介していきます!

NUXをマルチエフェクターもしくはこの記事で紹介するMighty airで知ったという方は多いのではないでしょうか?

NUXというメーカーについて少しご紹介しようと思います。
NUX(ニューエックス)は中国のメーカーです。

中国と聞くと、安いけど品質ってどうなんだろうと思うかもしれません。

ぶっちゃけると、このメーカーの品質はとても高いです!

また、価格帯はとても安いわけではないのですが、他のメーカーの同等製品と比べると安いと感じます。

ここで紹介していく「Mighty air」はYouTubeの動画から巷で話題になり、現在でも品薄な人気ギターアンプです!

なぜ人気なのか?

使用した感想を交えてお伝えしていきますので最後までよろしくお願いします!

NUX Mighty Air [Wireless Stereo Modeling Amplifier] 【ワイヤレス機能と充電バッテリーを搭載したミニアンプ】 【ikbp5】※10月22日入荷予定分

モダンな外観と小さなボディ

「Mighty air」の見た目はブラックのボディにレッドのラインが入ったシンプルで飽きの来ないモダンなデザインで、その大きさは小型のギターアンプの中でもかなり小さい部類です。

実際には同じような機能を持った他のメーカー(BOSSやPositive Gridなど)のギターアンプから比べると一回りから二回り小さいです。

それでは実際のサイズを見ていきましょう!

サイズ186(L) x 91(W) x 98(H) mm
重量780g

横の長さは500mlのペットボトルよりも少し小さいくらいで、縦と奥行きの長さは500mlのペットボトルよりも一回り大きい程度ですね。

写真を見ていただければ隣に映っているゲーム機のコントローラーと比較してもその小さなサイズ感がわかると思います。

重さは780gなので、満タンの500mlのペットボトルよりは重くなりますが、それでも1Kgを切っているので十分軽いです!

利便性のある性能

「Mighty air」の特徴的な性能をご紹介します!

充電ができて持ち運びに便利!

本体の小ささに加えてこのアンプは充電ができるので、電源のないところでも演奏ができます。

連続稼働時間も18時間ととても長いんです。

トランスミッター(ギター側に挿す送信機)の連続稼働時間は3.5時間ですが、ギターアンプ本体のインップトに挿すだけで充電できるので、簡単です!

他のギターアンプは電池で稼働するタイプが多く、この稼働時間も6時間~8時間と短めで予備的な機能だと感じましたが、この「Mighty air」はワイヤレスで持ち運びによる使用を前提に作られているなと実感しました。

実際の充電もUSB-Cで充電ができるので、ケーブルに汎用性があるのもとても使いやすいです!

ギターアンプの裏面にUSB-C端子のジャックがある

音をだすのも数秒で!簡単な操作性

操作は他のギターアンプ同様に直感的に行えます。

本体の操作系はゲイン、ボリューム、トーンの3つに加え、ディレイとリバーブの効き具合を調整できるツマミがあります。

本体のスイッチ類ですが、電源スイッチ、空間系エフェクトやメトロノームのテンポを調整できる「TAP」、サウンドの種類を選択できる「CHANNEL」、トランスミッターからの電気信号を受信するための「RECEIVER」のスイッチがあります。

「CHANNEL」で音を選択し、ゲイン、ボリューム、トーンで好みの音にしていくという感じです。

そしてこのギターアンプは何度も言っているように「ワイヤレス」です。

通常のINPUTも付いていますが、このギターアンプのワイヤレスが優れものでとても簡単な操作で音を出すことができます!

トランスミッターをギターにイン→本体の電源を入れる→「RECEIVER」のボタンを押す→トランスミッター側の電源を入れる

これで音がでるのですが、この動作にかかる時間はわずか数秒です!

通常はギターケーブルを準備しますが、数秒とはいかないはずです。

それに弾き終わったあとのギターケーブルを片付ける時間も考えたら圧倒的に速いです。

トランスミッターをギターアンプ本体のインップトに挿せばいいだけです。

ちょっとでも面倒だとついつい生音で弾いて満足してしまいがちですが、扱いがこれくらい簡単だと、常にギターアンプを使おうって気になりますね(^^)

エレキギターの上達には音を出して練習するのが一番!

このギターアンプはBluetooth接続によりワイヤレススピーカーにもなるので、ギターを一緒に弾いてもいいし、弾かなくても音楽を普通に楽しむことができます。

AUX端子もついているので、Bluetoothに対応していないものでも接続ができます。

操作性と利便性を高める専用アプリ

このギターアンプには専用のスマホ/タブレット用のアプリがあります。

このアプリが「Mighty air」の真骨頂ともいえるもので、本当に便利すぎます!

専用アプリは無料でダウンロードでき、Bluetoothによりギターアンプとつながります。

アプリを開くと7つのプリセットが選べます。

自分の好きな音を7つまで保存しておくことができるということです。
(以前はクリーン、オーバードライブ、ハイゲイン、アコーステックシミュレーションの4つのプリセットでしたが、ファームウェアのアップデートにより現在の形になりました。)

ノイズゲートやエフェクトの選択、アンプタイプの選択、キャビネットシミュレーター、モジュレーションエフェクトの設定、ディレイの設定、リバーブの設定が可能です。

正直このアプリを開けば、本体の操作系のツマミは全くと言っていいほど使用しません。(笑)

逆にこのアプリでサウンドメイキングやメトロノームを使用できるので必須のアプリといえます。

また、このアプリから本体の充電の残りも確認できるため、安心して使用できます。
(トランスミッターの充電の残りは分かりませんのでご注意)

肝心の音ですが、内蔵のギターアンプは有名なギターアンプをシミュレートしていることがわかります。

例えば「Jazz Clean」はRolandの「Jazz Chorus」のことで、実際に選ぶと本家と同様にブライトスイッチのONとOFFがあります。

音もそれらしくできていて弾いていて楽しいです!

メトロノームもアプリからなら数種類のリズムパターンから選ぶことができます。

リズムパターンはPOPやMetalといったジャンルによって分かれている。

通常のクリック音(ピッピッという電子音のこと)の他にドラムの音もあるので、フレーズ練習や音のイメージを作りやすいと思います。

このアンプはベースも繋げられる(アプリからベースアンプを選ぶ)ので、ドラム音のメトロノームはリズム練習に重宝します。

アプリの「JamTrack」にはアンサンブルのオケのパターンが収録されています。

これは「POP C」や「BLUES A」などジャンルとキーなどで分かれているのでギターのアドリブの練習やフレーズ練習に役立ちます。

実際に弾いてみた感想

このギターアンプの出力は10Wと大きなもではありませんが、アプリでアンプを選び音を鳴らすと、とても大きな音がでてきます。

ヘッドフォンを使用しない場合はアプリや本体からボリュームを下げめにしてから調節することをオススメします。

そんなギターアンプですが、音の第一印象は結構リアルだなと感じました。

ハイゲインのアンプも迫力がありとてもおいいですが、私がとても好きだと感じたのはクランチサウンドのセッティングです。

ジャズコーラス、もしくはfender系のアンプを選び、エフェクトでオーバードライブを掛けたり、ギターアンプのゲインを下げ気味にした時の音がとてもいいです!

というのも軽く弾けばクリーンに、少し強く弾けば歪むというピッキングニュアンスを出すことができるので弾いていて気持ちがいいです。

また、好きな音楽と一緒に弾くとこれも楽しく、コピーの練習やアドリブの練習ができるのがいいですね!

「Mighty air」のここが残念!

私が使っていて残念だと感じたところをお伝えします。

チューナーが内蔵されていない

チューナーが内蔵されていたらより便利だったろうと思います。

なので、チューナーはクリップチューナーなどを準備しないといけませんのでご注意です。

動画をBluetoothで音声を流すと音ズレする

BluetoothでYouTubeの音声を流すと音ズレします。

例えばレッスン動画に合わせてギターを弾こうとすると、動画の動きと音が合っていないので練習にならないなんてことも起きてしまします。

ちなみに有線(AUX端子)で接続すれば解消されますが、せっかくならワイヤレスが良いですよね。

ヘッドホンは有線のみ

少し願望のようなものになってしまいますが、ヘッドホンやイヤホンもBluetoothで繋げれたらと思います。

ただ、アプリとイヤホンの同時ペアリングとかになるので、技術的に難しいのかもしれません。

他にBluetoothイヤホン用にレシーバーを用意すれば実現可能かもしれませんが…

充電もできて、電源ケーブルがなく、ギターとアンプもワイヤレスで繋げれるなら、ヘッドホンもワイヤレスだったら良かったのに、と思った次第でした(;^_^A

最後に

いかがだったでしょうか?

これだけの機能が付いていれば練習することを考えるととても充実していると思いませんか?

専用アプリを使用するギターアンプはいろいろ出てきているので目移りするかもせれませんが、このアンプは充電での稼働とワイヤレスによる接続を実現していて、価格も2万円ちょっとと、コスパ最強のアンプだと言っていいと感じます!

NUXのギターアンプは「Mighty air」の他にMighty airよりも低出力な「Mighty Lite BT」、ギターに直挿しし、ヘッドホンで聞くタイプの「Mighty Plug」があります。

どれも一つの専用アプリで楽しめるため、アンプを複数持っていてシチュエーションで選ぶのもいいかなと思います。

ギターの練習は楽しくできるなら最高です!
「Mighty air」で楽しく練習するのはいかがでしょう?

皆様の素敵なギターライフを願っております。

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^♪

この記事を書いたのはこの人
ほしのうみ

弾き語り、バンド活動を10年以上経験している音楽大好き人間。
過去には楽器屋さんで働いていたこともあります。
私の経験を皆様の役に立てていただけるようなブログを目指しています!

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