アコーステッィクギター(アコギ)はギターアンプを通さなくてもある程度大きな音が出る、まさに「生」の楽器ですね!
そこが魅力なのですが、自宅ではその音が周りの迷惑になるのではないかとビクビクしながら弾いている方も多いのではないでしょうか?
実際には生活パターンから夜しか練習できないとか、住宅の密集地やアパートやマンションで隣人を気にしてしまうとかあると思います。
そんな方向けにアコギを練習する際に騒音対策となる方法や消音グッズ、さらにサイレントギターについても触れていきます!
はじめに ビクビクしながら弾くのは良くない!
冒頭でも少し触れましたが、周りが気になるからとビクビクしながら弾くのはとても良くないです!
なぜ良くないか?
それはまず、ビクビク弾くということは弱く弾きがちになるということです。
弱く弾けば音はおのずと小さくなります。
しかし、それが当たり前の弾き方になってしまったらどうでしょう?
人間は普段していることがクセになっていきます。
もし、この弱い弾き方がクセになってしまうと、ライブなどの本番で音が小さい(弱い)、演奏に強弱の抑揚がつけられなくなるなど、パフォーマンスをする上での弊害がでてきます。
なので、ギターの練習は自然な弾き方でできるようにするのがベストなんです!
騒音対策の方法は?消音グッズをご紹介!
それでは快適なギターライフを送るために騒音対策ができる消音グッズを紹介していきます!
まず、「消音」といっても音が全く出なくなるワケではないのでご安心を。
アコギの音を小さくするのであれば、弦の振動を抑えるか、サウンドホールを塞ぐかのどちらかが有効手段になります。
よく、これらを家にあるもので試みる方がいらっしゃいます。
例えば、タオルをサウンドホールに詰めたり、スポンジを弦とボディの間に挟むといったことです。
これでもある程度の効果は期待できるのではないかと思います!
タオルはあまり無理やり入れると弦やボディにあまり良くなさそうですね…
スポンジはちょうど良く隙間に入るのであれば試してみてはいかがでしょうか⁉
しかし、楽器屋さんに行けばここで説明したタオルやスポンジと同等の効果を期待できるものがありますのでご紹介していきます!
今回はオススメ度も星の数で表してみます。(最大が星3つ)
その理由もお伝えしていきますね!
消音グッズその1 サウンドホールカバー オススメ度★★
先ほど説明したタオルと同じような効果が期待できます。
その名の通り、サウンドホールにフタをする感じで塞ぐだけです。
注意点がありまして、サウンドホールのサイズ(直径)によっては大きさが合わないということです。
購入を検討する場合はご自分のアコギのサウンドホールを定規なので測定してから決めてくださいね!
ちなみに11cm、10cmというのが一般的なようです。
5mmくらいの差であれば使えるので近い方を選ぶと良いです。
9.5cmなら10cmを選ぶといった感じです!
使用している方々の感想としては、普段よりも小さくなったというものや、あまり変わらないといったものまであり、実際に使ってみないと個人の感じ方で違うようです。
また、ホコリが入るのを防ぐのに使っている方もいて、実際にこちらの方が評価としては高いようです。
消音グッズその2 弱音器 オススメ度★
こちらは先ほど説明したスポンジと同じような効果です。
というかスポンジです(笑)
弦をスポンジが付いた部分で挟み込んで弦の振動を抑えるといったものです。
なので、音は確実に小さくなります。
しかし、音の伸び(サスティーン)がなくなり、ピッチカート奏法(ブリッジミュートのような感じ)のような音になります。
単音の運指練習には十分使えますが、コードを使用したバッキングの練習にはあまり向いてないと思います。
使用用途がはっきりしていればオススメできる商品です!
消音グッズその3 サイレントピック オススメ度★★★
最後はピックです。
これはピックがすごく柔らかく弾いても弦があまり揺れないため音が小さくなるといったものです。
これは実際の演奏に非常に近い状態で練習ができるため、消音グッズのなかでは一番オススメになります!
しかし、このピックは単音の練習にはあまり向かないです。
それはピックがペラペラだからですね。
「香取製作所」さんのサイレントピックにはストローク専用という風に書いてありますので、単音を弾く場合は昼間に練習するなどの工夫が必要です。
普段のからこのピックを使っているとこの柔らかさに慣れてしまい、普通のピックの感覚が分からなくなる恐れがあるので、夜間の練習などのあくまで騒音を対策しなければならないときだけ使いましょう。
騒音対策としは最後の手段 サイレントギター
夜だけでなく、日中もあまり音が出せないというかたもいらっしゃるでしょう。
そんな方には「サイレントギター」をオススメします。
これは普通に弾けばエレキギターの生音ぐらいの大きさしか出ませんが、ヘッドホンで演奏を聴けるので周りの目が気にならないといったものです。
このギターのデメリットは、お値段が7万円前後することと、普通のアコギと抱えた感覚が少し違うといったところでしょうか。
このようなデメリットはあるのですが、ギターを弾くということの関しては、消音グッズを使うよりも間違いなくストレスが少ないです!
そして、オススメはヤマハのサイレントギターです!
家での練習は当たり前にできますが、このギターはギターケーブルを繋ぐことができるのでライブでも活躍できます!
使い方勝手は良いと思いますので、騒音に悩んでいる方や、普段あまりアコギを弾かないエレキがメインのギタリストにも受け入れやすいのでオススメですよ!
騒音対策 番外編
ここまでご説明したものとは違う他の方法もご紹介します!
貸しスタジオに行く
少し話の筋がズレますが、貸しスタジオに行き個人練習をするというのが一つです。
貸しスタジオは当たり前ですが、スタジオ内で大きな音をだしても怒る人は誰もいません。
一時間500円程度なので、集中して練習すれば有意義な時間になります!
ぜひ、ご活用頂きたい施設ですね!
住んでいる環境を変える
これはかなり番外ですね(笑)
これは家を引っ越したり、防音の環境があるところを作る、またはそこに住むということです。
まず、これができるならこの記事を読みにこないでしょう(笑)
私も憧れます(笑)
しかし、今の環境でもできることはあります。
それはカーペットを敷いたり、消音材を壁に貼ったりすることです。
今はワンタッチで取り付けられる消音用の壁があったりするくらいで、こちらは床と天井に突っ張り棒を使用して設置ができるため賃貸でもいけます。
今の時代は本当に便利になったと感じますね!
最後に
アコギ向けに騒音対策の方法やグッズを紹介してみました。
アコギに限らず楽器というのは音が出るので、こういった問題は常につきまとうのでご自分にあった方法を試してみていただきたいです!
消音グッズはあまり高くないので、こちらも物は試しといった感じで使ってみると自分なりの評価ができると思います。
上手く楽器と付き合って、音楽を身近なものにしていければとてもいいですね!
皆様の素敵なギターライフを願っております。
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^♪
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